最近の車はコンパクトカーでもテレスコピックステアリング(前後位置調整)が採用されているモノが多いようですが、僕のスイフトスポーツ(ZC31S)は上下の位置調整しかできません。
僕はシートの位置が2cm下がるシートレールに交換している為、ステアリングの位置が高く、遠く感じられます。
シートを前方にスライドすればステアリング操作はやり易くなりますが、足首が窮屈になり疲れるので、前車でもやっていた方法でステアリングを下げました。
用意する物
- ワッシャー6枚(多分M8だったかと思います。工具箱にワッシャーが沢山ありすぎて詳細なサイズは分からず。)
- 12mmのソケットレンチ
- 長めのエクステンションバー
- プラスドライバー
作業方法
作業中に写真を撮り忘れたため、文章で説明します。
- ステアリングコラムカバーを外す
ステアリングを左右に切った状態で正面のプラスネジを2つ外します。
下から覗き込むとこの位置にプラスネジがあるので外します。深い場所なので手探りで。
3つネジが外れるとステアリングコラムカバーが浮いた状態になります。
赤マーカーの部分で上下に分割できるので、ステアリングを上下に動かしつつ外していきましょう。
下のコラムカバーから爪が出ているので下部をへこませるようにすると外しやすいかもしれません(僕は適当にゆすっていたら外れました)。
赤矢印部分に上部から伸びるボルトがあり、最下部のナット(青色部分)で固定されています。
黄色が追加したワッシャーです(左右3枚ずつ)。
赤い部分がステアリングを固定している金具です。
左右のナットを外して、ステアリングを下ろします(金具でボルトの山を傷つけないようにゆっくりと)。
次にワッシャーをボルトに通すのですが、下からなので少し難しいです。僕は半分手探りでワッシャーを通して、左右のワッシャーを親指と小指で上に押し付けつつ、逆の手でステアリングを持ち上げて金具をボルトに通しました。
片方のナットが少しでもボルトにかかれば落ちてこないので、ナットを締めこみます。
ナットの山の掛りが少なくなってしまうので、ネジロック剤を付けておきました。
ステアリングを下げるとどうなるか?
- ステアリングの位置が下がると相対的に手前に来ますので、操作が楽になります。
- シートの位置を以前より後ろに下げられるので、足首が楽になります。
- サイドミラーの見える範囲が広がりました。スイフトスポーツのサイドミラーは僕にはとても見づらかったので(社外のワイドミラー購入を考えていました)、これは嬉しい効果です。
- メーターの上部が見づらくなります(身長173cm)。ウインカーの消し忘れに注意しています。
※実際は画像よりもっと見づらいです。
僕は工具箱にワッシャーが沢山有ったので今回の方法を使いましたが、専用のパーツも販売されています。こちらの方がゆるみ防止ナットを使っているようなので確実かもしれません。
どちらにせよ、真似される方は自己責任にてよろしくお願いいたします。
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