iBasso Audio DACケーブルアダプター DC03レビュー

DC-03 Black 商品レビュー
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購入理由

  • 僕のスマホにイヤホンジャックが無い
  • USB DACに興味があったが、スマホで利用するなら出来るだけコンパクトな物が良い
  • 物欲に負けました

現在は後継機?のDC04SLが購入できますね

スマホで利用してみたが・・・

基本的にUSBType-C端子の付いているスマホなら、そのまま使用できると思います。

細かい音量調節が必要ならiBassoのアプリをインストールしましょう。

で、手持ちのヘッドホンで試聴してみましたが良い音します。

USB端子から給電されているのでパワフルかつ繊細ですね。

まあ、イヤホンジャックのないスマホなので比較が出来ないのですが・・・

では、イヤホンジャックの付いているタブレット端末で実験してみましょう。

実験機はコチラ

ASUS ZenPad 3 8.0 Z581KL-BK32S4

ASUS ZenPad 3 8.0 Z581KL-BK32S4

このタブレットならヘッドホンを抜き差ししながら音質の比較が出来ます。

イヤホンジャックとDC03の音量をなるべく同じくらいになるよう調整して聴き比べると・・・

若干明瞭になっている感じはしますが、劇的変化とは言い難い感じです。

イヤイヤ、そんなバカな!もっと差が出るはずでしょ!?

こうなってしまっては、色々試してみないと気が済みません。

とりあえず、手持ちのヘッドホンを総動員して比較してみることにしました。

AKG K420

AKG K420

軽量、コンパクトな舶来品。イヤーパッドはボロボロになったので、Amazomにて合いそうなヤツを適当にチョイス。

audio-technica ATH-AD7

audio-technica ATH-AD7

開放型。手持ちの中では一番繊細な音を出す気がする。イヤーパッドは上位機種の純正品と交換。

SONY MDR-XD400

SONY MDR-XD400

元気いっぱいでハリのある音を出してくれる憎いヤツ。イヤーパッドは表面が加水分解でボロボロになったので、 mimimamo スーパーストレッチヘッドホンカバー L を装着。

みんなイヤーパッドを交換している年代物ですが、果たしてハイレゾ音源の比較に通用するのでしょうか?

試聴開始!

さて、3台のヘッドホンを取っ替えひっかえしながら、様々な音源で音質の差を聴き比べてみます。

試聴アプリは僕の一押しAmazomMusic

Amazon.co.jp: Amazon Music Unlimited
新曲から名盤まで、1億曲が聴き放題。気分や活動に合わせて聴くプレイリスト、好きなだけ楽しめるステーションも。オフライン再生も可能。

なるべくサンプリングレート・ビット深度が高い(高音質な)曲の中からジャンル問わず聞いてみました。

残念ながら、試聴開始後すぐに AKG K420 はお役御免となってしまいました。繊細な音を聞き分けるには向いていない気がします。決して物は悪くはないのですが・・・

およそ3時間は聴き比べしたでしょうか、結論から申し上げますと

「び、微妙~」

ほんの僅かですが、

  • 楽器の音が分離されて聞き分けやすい
  • 音にハリがある

気がします。

ヘッドホンを交換した時はハッキリと音の違いがわかるのですが、DC03とイヤホンジャックとの差はごくわずか・・・

そもそも聞き続けすぎて聴覚がマヒしてきました。

しかし、せっかく購入したのにここで諦めるのはもったいないと思い、違う環境で再度トライしてみることにしました。

PCで比較してみる

PCでの使用には付属のUSBアダプタを使用します。(Type-Cのコネクターに空きがあれば直刺しでも大丈夫かもしれません。)

PCに接続

比較試聴用のスピーカーはコチラ

Creative I-TRIGUE i3350-1
Creative I-TRIGUE i3350-2

Creative I-TRIGUE i3350 2.1チャンネルです。コレも年代物。有線リモコン付属で低域のボリュームを上げるとアホみたいに低音が出しゃばってきます(笑)アメリカンな?パワータイプ。

ドンシャリ傾向ではあるが、聴く距離が近いので中域も悪くない(と思っている)。

さて、PCで比較実験をするにあたり、僕が思いつく限りの高音質設定をしていこうと思います。Windows10環境です。

タスクバー右下のスピーカーマークを 右クリック

高音質設定1

サウンドを選択

高音質設定2

再生タブを選択

高音質設定3

iBasso-DC-Seriesを選択して、プロパティをクリック

高音質設定4

詳細タブを選択

高音質設定5

プルダウンメニューから、一番下の”2チャンネル、32ビット、384000hz(スタジオの音質)”を選択

高音質設定6

赤線で囲んだ排他モードの2つのチェックボックスに両方チェックを入れる

高音質設定7

右下の ”適用” ボタン→ ”OK” ボタンをクリック

AmazonMusicアプリを起動(インストールしていない方は下記リンクよりダウンロード)

https://amzn.to/3RaYsBQ

右下のスピーカーアイコンをクリック

高音質設定8

排他モードのスイッチをクリックしてオン

僕の知識ではここまでが限界なので早速聴き比べ開始です。

ちなみに僕のPC内蔵サウンドチップは Snaptics CX11880 です(多分)。一応こちらも音質設定は最高にしてあります。

再生中にAmazomMusicアプリの左下、黄色文字 ”ULTLA HD” 等の表示をクリックすると

AmazomMusicアプリ画面1

音質と、使用機器の性能が数値で確認できます。これはDC03の場合

AmazomMusicアプリ画面2

こちらはPCのイヤホンジャックを使った場合。数値だけだと、なかなか優秀です

AmazomMusicアプリ画面3

さあ、 結果は・・・

「こ、これまた微妙~」

残念ながら、タブレット端末とほぼ同じ結果となってしまいました。

スピーカーだけでなくヘッドホンも総動員させましたが、明確な差は確認できませんでした。

AVアンプで比較してみる

本当はケーブルを探すのが面倒でやりたくなかったのですが、せっかくですのでやってみましょう!

我が家のホームシアターシステム。これも中古品や年代物ばかりです。

ホームシアターシステム

PCから YAMAHA DSP AX-1300 へ ピンプラグ接続

YAMAHA DSP AX-1300

YAMAHA NS-BP182 今回唯一のハイレゾ対応スピーカー。世間の評価は高い。

YAMAHA NS-BP182

DENON DSW-5 5.1チャンネルスピーカーセットのサブウーファー

DENON DSW-5

このシステムで聴き比べしました。もちろんDSPやサラウンドは使いません。

ステレオ真っ向勝負です。

サブウーファーは微細な音の差を判別するのに邪魔になったので、試聴中オフにしました。

今回はハイレゾ音源対応のスピーカー使用なので期待が高まります。いざ、勝負!

・・・

「やっぱり微妙~!」

いや、PCでヘッドホンを使用して大差がなかった時点で、薄々分かってたんですよ。

AVアンプにはアナログ接続ですし・・・

悪あがきです。

でも、あがきついでに面白い事を発見したので、次の記事にしたいと思います。

総評的なもの

とりあえず、今はPC作業中のBGM用に使用しています。

肩ひじ張らずに聞いていると、やっぱりいい音してると思うんですよね~

レビュー記事にしようとして、無理に同じパートを連続で聴いたりしていたのが良くなかったのかもしれません。

そもそも、僕の聴覚が鈍い可能性も大いにあります。

スマホでの使用はケーブルの断線や、USBコネクタの痛みなどが怖いので見送ろうと思います。

ワイヤレスイヤホンもお気に入りがありますし。

今回の比較試聴を行った上でDC03の購入をおススメできる方は・・・

  • スマホ・PCなどのイヤホンジャック出力の音が酷すぎると感じている方
  • インピーダンスの高いイヤホン・ヘッドホンを使用していて、十分な音量を得られない方
  • 実験大好きな方

僕は使い続けますよ!

追記

金欠なのでオークションに出品しようとPCから外したところ、スピーカーの音がしょぼくれてしまったので、使用を続けることにしました。

やはり音の繊細さ、迫力、キレが全然違いますね。今ではお気に入りです。

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