「ラバーマウントなのに、最近どうも振動が鋭くなった気がする…」
「手が痺れるような、嫌な微振動が消えない…」
そんな悩みをお持ちのスポーツスターオーナー(2004年式以降)の皆さん。
実は海外の有名フォーラム「XLForum」で、
「たった一つのナットを緩めて締め直すだけで、嘘みたいに振動が消えた!」
と大騒ぎになった整備ポイントがあるのをご存知でしょうか?
残念ながら僕の車両では改善しませんでしたが(笑)、
原因の切り分けとしては非常に有効です。
日本ではあまり紹介されていないこの
「フロントエンジンマウント・ナットの締め直し」について解説します。
なぜここをチェックするのか?
ラバーマウントのスポーツスターは、エンジンとフレームの間にゴム
(アイソレーター)を挟んで振動を吸収しています。
しかし、フロントのエンジンマウントボルトが緩んでいる状態だと、
ゴムが本来の役割を果たせず、エンジンの振動がフレームに
伝わってしまいます。
これを「一度緩めて、適正トルクで締め直す」ことで、
マウントをエンジンに密着させるのが今回の狙いです。
用意した工具

- トルクレンチ(絶対に必要です。)
- 1インチのソケット
- ソケットアダプター
- メガネレンチ(後述しますが、1インチのレンチが2つ必要になります。)
- ネジロック剤(中強度)
- インチサイズの六角ソケット
実際にやってみる
参考にしたトピックはコチラ
六角レンチでフロント下部にあるボルト2本を外します(左右とも)。

コレが、フロントのアイソレーター(防振ゴム)を挟み込んでいる
ボルトのナットです(ややこしい)。

このナットが緩んでいると、振動が増えるそうなのですが
見た感じ緩みも無さそう。
せっかく工具を買ったので、ナットを外してみます。

ボルトの頭には1インチのメガネレンチをセット。

ナット側はソケットレンチで。共回りを防ぐため、
両手を使って緩めます。
ナットが外れて、ネジ山が露出しました。
ネジロック剤は塗布されていたようですね。

ネジロック剤を塗布して、ナットを戻します。
フォーラムの投稿によると、(82 – 95 Nm)のトルクで絞める
そうなので、まずは、トルクレンチを「90Nm」にセットして
ナットを締めました。
※締め付けトルクは年式によって異なるみたいです。


……緩める前と変化が無いように見えます。
最初に印でも付けておいた方が良かったかもしれません。
これでは意味がなさそうなので、次は95Nmでナットを締めました。

……変化なし。規定トルク以上に締めるのは怖いので
これで終了。
僕の結果:残念ながら…!
僕のスポーツスターで試してみた結果、振動に変化はありませんでした!(笑)
はい、無駄な作業でした。
僕の個体ではスパークプラグの交換で振動問題を解決したのですが……
(2年後の話です。)
まあ、トルクレンチも欲しかったし。点検って事で
自分を納得させました。
まとめ
もしあなたが今、「以前より振動が増した気がする」なら、
一度チェックしてみる価値は十分にあります。
上から覗き込んでみたり、実際にナットを触って緩んでいたら
是非トライしてみてください。
アイソレーターを交換せずに、問題が解決するかもしれません。
皆さんのスポーツスターが、もっと快適に鼓動を
感じられる一台になりますように!



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